ファイル操作を頼む
Claude Code はファイルの読み取り、作成、編集ができます。このページでは、Claude にファイル操作を依頼する方法と、安全に作業するための許可システムについて学びます。
ファイルを読んでもらう
Claude にファイルの中身を見てもらうには、自然な言葉で頼むだけです。
> src/App.tsx の内容を見せてください
src/App.tsx の内容は以下の通りです:
import React from 'react';
import { BrowserRouter, Routes, Route } from 'react-router-dom';
import Home from './pages/Home';
import About from './pages/About';
...複数のファイルを一度に確認する
> src/components/ 内のファイルをすべてリストアップしてください
> package.json と tsconfig.json の設定内容を確認してください@ を使ってファイルを参照する
Claude Code では @ を使って、特定のファイルを明示的に指定できます。これはとても便利な機能です。
> @src/auth.js を見て、ログイン処理の流れを説明してください@ の使い方の例
> @src/utils/format.ts にある formatDate 関数を説明してください
> @package.json の依存パッケージを確認してください
> @src/components/Header.tsx と @src/components/Footer.tsx を比較してください@ を使うメリット
@ でファイルパスを指定すると、Claude はそのファイルを確実に読み込みます。「このファイルを見て」と言うだけだと、Claude が違うファイルを見てしまう可能性がありますが、@ を使えばそのリスクがなくなります。
新しいファイルを作成する
Claude に新しいファイルの作成を頼むこともできます。
> src/utils/helpers.ts に文字列を省略する関数を作ってくださいClaude は以下のように応答します。
新しいファイルを作成します。
src/utils/helpers.ts を作成してよろしいですか? (y/n)y を入力すると、ファイルが作成されます。
✓ src/utils/helpers.ts を作成しました
作成した内容:
/**
* 文字列を指定した長さで省略し、末尾に「...」を付ける
*/
export function truncateString(str: string, maxLength: number): string {
if (str.length <= maxLength) return str;
return str.slice(0, maxLength) + '...';
}既存ファイルを編集する
既存のファイルを編集したいときも、自然な言葉で依頼できます。
> @src/components/Header.tsx のタイトルを「My App」から「Todo App」に変更してくださいClaude の応答例:
src/components/Header.tsx を編集します。
以下の変更を行います:
- <h1>My App</h1>
+ <h1>Todo App</h1>
この変更を適用してよろしいですか? (y/n)y で変更が適用されます。n を押すと変更は行われません。
許可システムを理解する
Claude Code の大きな安全機能が許可システムです。Claude がファイルを変更するときは、必ずあなたの許可を求めます。
読み取り vs 書き込み
| 操作 | 許可が必要? |
|---|---|
| ファイルを読む | 不要(自動で読める) |
| ファイルを作成する | 必要 |
| ファイルを編集する | 必要 |
| ファイルを削除する | 必要 |
| コマンドを実行する | 必要 |
許可を求められたときの選択肢
ファイル変更やコマンド実行の許可を求められたとき、以下の選択ができます。
この変更を適用してよろしいですか?
y - はい、適用する
n - いいえ、適用しない安心してください
Claude が勝手にファイルを書き換えることはありません。変更内容を確認してから y を押せるので、安心して使えます。もし変更内容が意図と違っていたら n を押して、指示を修正して再度頼みましょう。
画像を扱う
Claude Code は画像を理解することもできます。スクリーンショットや図を見せて質問できます。
画像を扱う方法
方法1: ドラッグ&ドロップ
ターミナルに画像ファイルをドラッグ&ドロップすると、Claude がその画像を認識します。
方法2: クリップボードから貼り付け
スクリーンショットをコピーした状態で Ctrl + V(Mac: Cmd + V)を押すと、画像を貼り付けられます。
方法3: ファイルパスを指定
> この画像を見てください: screenshots/error.png画像を使った質問の例
> [画像をドラッグ&ドロップ]
> このエラー画面の原因を教えてください
> [スクリーンショットを貼り付け]
> このデザインをHTMLで再現してください
> screenshots/mockup.png を見て、このUIを React コンポーネントとして実装してください画像が使える場面
- エラー画面のスクリーンショットを見せて原因を聞く
- デザインモックアップからコードを生成する
- グラフや図の内容について質問する
- UIの問題箇所を視覚的に伝える
実践演習: Claude と一緒にプロジェクトを作ろう
ここまで学んだことを使って、簡単なプロジェクトを Claude と一緒に作ってみましょう。
演習: シンプルな自己紹介ページを作る
以下の手順で Claude に依頼してみてください。
ステップ 1: フォルダの作成と移動
mkdir ~/my-profile-page
cd ~/my-profile-page
claudeステップ 2: Claude にプロジェクトを作ってもらう
> シンプルな自己紹介ページを作りたいです。
> 以下のファイルを作ってください:
> - index.html(自己紹介の内容)
> - style.css(見た目の装飾)
>
> 名前は「田中太郎」、趣味は「読書とプログラミング」としてください。ステップ 3: ファイルの確認
> 作成されたファイルの内容を確認してくださいステップ 4: 修正を依頼する
> index.html に「好きな食べ物: カレー」を追加してください
> style.css の背景色をライトブルーに変更してくださいステップ 5: 新しいファイルを追加する
> プロフィール画像の代わりに使える、SVGのアバターアイコンを作って
> avatar.svg として保存してくださいこの演習を通じて、ファイルの作成・編集・確認の一連の流れを体験できます。
よくある質問
Q: Claude が間違ったファイルを編集しようとしたら?
n を押して拒否し、正しいファイルパスを @ で指定して再度依頼してください。
> @src/components/Button.tsx のスタイルを変更してください(さっきのHeaderではなく)Q: 変更を元に戻したいときは?
Git を使っていれば、変更を元に戻せます。
> さっきの変更を git で元に戻してくださいまたは自分でターミナルから操作することもできます。
git checkout -- src/components/Header.tsxQ: 大量のファイルを一度に編集できる?
はい、できます。ただし、一つずつ許可を求められるので、変更内容を確認しながら進めましょう。
> src/components/ 内のすべてのコンポーネントに、export default を追加してくださいまとめ
| やりたいこと | 方法 |
|---|---|
| ファイルを読む | 自然な言葉で依頼、または @ファイルパス |
| ファイルを作成する | 「〇〇を作ってください」と依頼 → 許可で確定 |
| ファイルを編集する | 「〇〇を変更してください」と依頼 → 許可で確定 |
| 画像を渡す | ドラッグ&ドロップ / Ctrl+V / パス指定 |
| 変更を拒否する | 許可を求められたら n を入力 |
次のステップ
ファイル操作の基本を学んだら、次はコードを書いてもらうに進みましょう。Claude にプログラムを書いてもらう方法を詳しく学びます。