カスタマイズの概要
このステップでは、Claude Code を 自分のプロジェクトに最適化 するためのカスタマイズ方法を学びます。
このステップでやること
Claude Code はそのままでも便利ですが、カスタマイズすることで さらに強力なツール になります。
| やること | 内容 |
|---|---|
| 1. CLAUDE.md | プロジェクトの設定や規約を Claude に伝えるファイル |
| 2. カスタムコマンド(Skills) | よく使う操作をコマンドとして登録 |
| 3. Hooks | ツール実行前後に自動処理を追加 |
| 4. MCP | 外部ツール(Slack、Jira など)との連携 |
なぜカスタマイズが必要なのか
プロジェクトにはそれぞれ固有のルールがあります。
例えば...
- コーディング規約(命名規則、インデントなど)
- 使用するフレームワークやライブラリ
- テストの書き方
- コミットメッセージのフォーマット
- PR のテンプレートClaude Code にこれらのルールを教えることで、プロジェクトの規約に合った提案 をしてくれるようになります。
カスタマイズの効果
カスタマイズ前は毎回「コミットメッセージは Conventional Commits で書いて」と指示する必要がありましたが、CLAUDE.md に書いておけば、Claude が自動的にその規約に従います。
カスタマイズの 4 つの仕組み
1. CLAUDE.md - プロジェクトの設定ファイル
CLAUDE.md は、プロジェクトのルートに置くマークダウンファイルです。Claude Code はセッション開始時に必ずこのファイルを読み込みます。
プロジェクト/
├── CLAUDE.md ← Claude が最初に読むファイル
├── src/
├── package.json
└── ...2. カスタムコマンド(Skills) - 操作の自動化
よく使う操作をカスタムコマンドとして登録し、スラッシュコマンド(/my-command)で呼び出せます。
# カスタムコマンドの実行例
> /deploy-staging
> /create-component UserProfile3. Hooks - 自動処理の追加
ツールの実行前後に自動的に処理を実行する仕組みです。
例: ファイル保存時に自動フォーマット
Claude がファイルを編集 → PostToolUse Hook が発動 → Prettier が自動実行4. MCP - 外部ツール連携
Model Context Protocol(MCP)を使って、Slack や Jira などの外部ツールと連携できます。
# MCP で Slack と連携した例
> Slack の #dev チャンネルの最新メッセージを確認してどこから始めるべきか
まずは CLAUDE.md から始めましょう。プロジェクトの基本的なルールを書くだけで、Claude の提案の質が大幅に向上します。他のカスタマイズは必要に応じて追加してください。
カスタマイズのレベル
段階的にカスタマイズを進めることをおすすめします。
レベル 1: CLAUDE.md を作成する(5分で完了)
→ プロジェクトの基本ルールを Claude に伝える
レベル 2: カスタムコマンドを追加する(15分で完了)
→ よく使う操作を自動化する
レベル 3: Hooks を設定する(30分で完了)
→ ツール実行時の自動処理を追加する
レベル 4: MCP を設定する(1時間程度)
→ 外部ツールとの連携を構築する一度にすべてやる必要はありません
カスタマイズは段階的に進めましょう。CLAUDE.md だけでも十分な効果があります。Hooks や MCP は、必要になってから設定すれば OK です。
各ページへのリンク
| ページ | 内容 | 難易度 | 所要時間 |
|---|---|---|---|
| CLAUDE.md | プロジェクト設定ファイル | 初級 | 5-15分 |
| カスタムコマンド | スラッシュコマンドの作成 | 中級 | 15-30分 |
| Hooks | 自動処理の追加 | 中級 | 30-60分 |
| MCP | 外部ツール連携 | 上級 | 1-2時間 |
前提条件を確認
- Step 1-3 が完了していること
- Claude Code の基本操作ができること
- 設定を試すプロジェクトがあること
準備ができたら、まずは CLAUDE.md から始めましょう。