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CLAUDE.md 詳細ガイド

CLAUDE.md は、プロジェクトのルールや設定を Claude Code に伝えるための 設定ファイル です。Claude Code はセッション開始時にこのファイルを自動的に読み込みます。

CLAUDE.md とは

CLAUDE.md は、プロジェクトのルートディレクトリに置くマークダウンファイルです。

my-project/
├── CLAUDE.md          ← これ
├── src/
├── package.json
└── ...

公式ドキュメントより

Anthropic の公式ドキュメントによると、CLAUDE.md は「プロジェクトのルートに配置するマークダウンファイルで、Claude がセッション開始時に必ず読み込む」ものです。プロジェクト固有のコンテキストを Claude に伝える最も簡単な方法です。

CLAUDE.md に何を書くべきか

1. プロジェクトの概要

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# プロジェクト概要

このプロジェクトは、社内向けのタスク管理アプリケーションです。
- フロントエンド: React + TypeScript
- バックエンド: Node.js + Express
- データベース: PostgreSQL
- テスト: Vitest

2. コーディング規約

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# コーディング規約

## 命名規則
- 変数名・関数名: camelCase
- コンポーネント名: PascalCase
- 定数: UPPER_SNAKE_CASE
- ファイル名: kebab-case

## インデント
- スペース 2 つ

## コメント
- 日本語で記述
- JSDoc 形式を使用

3. コミットメッセージのルール

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# コミットメッセージ

Conventional Commits に従う:
- feat: 新機能
- fix: バグ修正
- docs: ドキュメント
- refactor: リファクタリング
- test: テスト
- chore: その他

例: feat: ユーザー認証機能を追加

4. テストのルール

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# テスト

- テストフレームワーク: Vitest
- テストファイルの配置: __tests__/ ディレクトリ
- 命名規則: *.test.ts
- カバレッジ目標: 80% 以上
- テスト実行コマンド: npm test

5. プロジェクト固有のルール

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# 注意事項

- src/legacy/ は触らないこと(別チームが管理)
- API エンドポイントは必ず /api/v2/ プレフィックスを使う
- 環境変数は .env.example に追記すること
- デプロイ前に必ず lint と test を実行すること

書きすぎに注意

CLAUDE.md は簡潔に保ちましょう。長すぎると Claude が重要な情報を見落とす可能性があります。本当に伝えたいルール に絞って記述するのがベストプラクティスです。

CLAUDE.md の配置場所

CLAUDE.md は複数の場所に配置でき、それぞれスコープが異なります。

配置場所スコープ用途
プロジェクトルートプロジェクト全体プロジェクトのルール全般
サブディレクトリそのディレクトリ以下特定モジュールのルール
~/.claude/CLAUDE.md全プロジェクト共通個人の共通設定
my-project/
├── CLAUDE.md              ← プロジェクト全体のルール
├── src/
│   ├── CLAUDE.md          ← src 以下のルール
│   ├── frontend/
│   │   └── CLAUDE.md      ← フロントエンド固有のルール
│   └── backend/
│       └── CLAUDE.md      ← バックエンド固有のルール
└── ...

読み込み順序

Claude Code は以下の順序で CLAUDE.md を読み込みます。

  1. ~/.claude/CLAUDE.md(ユーザー全体の設定)
  2. プロジェクトルートの CLAUDE.md
  3. 作業中のディレクトリの CLAUDE.md

後から読み込まれたものが優先されます。

実践的な CLAUDE.md の例

フルスタック Web アプリケーション

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# TaskManager プロジェクト

## 概要
社内タスク管理アプリ。React + Express + PostgreSQL。

## 開発コマンド
- `npm run dev` - 開発サーバー起動
- `npm test` - テスト実行
- `npm run lint` - Lint 実行
- `npm run build` - ビルド

## コーディング規約
- TypeScript strict モードを使用
- any 型は禁止
- 関数は 30 行以内に収める
- コメントは日本語

## Git ルール
- ブランチ名: feature/xxx, fix/xxx, chore/xxx
- コミット: Conventional Commits
- PR は必ずテストを含める

## 重要な注意事項
- .env ファイルは絶対にコミットしない
- src/generated/ は自動生成のため編集禁止
- API 変更時は docs/api.md も更新すること

.env ファイルについて

CLAUDE.md に「.env はコミットしない」と明記することで、Claude Code が誤って機密情報をコミットするリスクを軽減できます。

CLAUDE.md のベストプラクティス

やるべきこと

  1. 簡潔に書く - 箇条書きを活用し、要点だけ記述
  2. 具体的に書く - 「きれいに書いて」ではなく「camelCase を使って」
  3. コマンドを記載 - よく使うコマンドを書いておくと Claude が活用
  4. 禁止事項を明記 - 触ってほしくないファイルやルールを明確に

やらないべきこと

  1. 長文を書きすぎない - 数百行になると効果が薄れる
  2. 曖昧な表現を使わない - 「適切に」ではなく具体的な基準を記述
  3. 他のファイルの内容をコピーしない - CLAUDE.md 固有の情報のみ
Claude に CLAUDE.md を作ってもらう方法

Claude Code 自身に CLAUDE.md を作成してもらうこともできます。

bash
> このプロジェクトを分析して、適切な CLAUDE.md を作成してください

Claude はプロジェクトの構造、使用技術、設定ファイルを分析し、適切な CLAUDE.md を生成してくれます。生成後は内容を確認し、必要に応じて調整しましょう。

まとめ

項目内容
何を書くか概要、規約、コマンド、注意事項
どこに置くかプロジェクトルート(基本)、サブディレクトリ(必要に応じて)
どう書くか簡潔に、具体的に、箇条書きで
効果Claude がプロジェクトのルールを理解して従う

次は、よく使う操作を自動化する カスタムコマンド(Skills) を学びましょう。

Anthropic公式ドキュメントを基に作成